匠のワザ 内職の手仕事

世間は年度末、製本業を営む我々も大忙しの時期です。

本日は、新潟本部よりお届けしたいと思います。

ある日いつものように事務所で仕事をしていると、とんかんトンカン紙を揃える音が…

何かと思えば、内職さんが一生懸命作業中でした。

新潟本部では、月に何度か内職さんによる手作業の折りや差し込みの仕事があります。

本日のお仕事は「観音(かんのん)折り」

この仕事は今回でなんと3回目!しかも2パレットを3人で折るそうな。

観音折りとは、お仏壇の正面の扉のように、横長の紙を左右に開くように折る折り方です。

世に出回っている印刷物・本がこんなに人の手で作られているなんて… 思いもよりませんよね。

すでに折り機で折ってあるものを、観音折りになるように丁寧に折り返します。

和やかに世間話をしつつも、止まらぬ手元… プロフェッショナルです。

2日間かけて折り上げました。

入船製本工房だけではできない加工も、新潟本部でお手伝いできる場合もあります。

「本を作りたい!でもどうすれば?」「こんなことをしたいんだけど…」など

本づくりでお困りのことがあれば、ぜひご相談ください。

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