本が出来るまで②

本の出来るまで①では、印刷までを説明してきましたが、
今回の②ではいよいよ製本に入ります。
オフセットで印刷されたものと、オンデマンド印刷されたものでは工程が違ってきます。
オフセット印刷で無線綴じをつくる場合を簡単に説明しますと、
16頁や8頁に面付けされたものを断ち割りをして、折り機で折れる大きさにします。
総頁数により16頁×〇台、8頁×〇台、4頁×〇台にして折っていきます。
折ったものを頁順に並べていき丁合を取ります。
丁合すると1冊分の本文が出来ます。
この本文の背側を削り接着剤を塗布して、表紙でくるみます。
その後、天地小口を断裁して仕上げると1冊の無線綴じの本が出来上がります。
機械の自動化も進み、ロットが大きい場合は、
オフセットで印刷した方が短時間で仕上げることが出来るといえます。
オンデマンド印刷の場合は、小ロットに有利なのですが、
その辺を次回③でせつめいします。
by hirofumi

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