デザインの時代

私の一週間は、月曜日の朝のトイレ掃除から始まる。
家のトイレ掃除はしないくせに、会社のトイレは、一生懸命に掃除する。
トイレ掃除は、自分の心を掃除しているような気になり、私にとっての一週間の始まりに大切なルーティンとなっている。
月曜日は、いろいろな会議が集中し、決済業務も多い。
あっという間に終わる。
火曜日から木曜日までの3日間は東京で仕事をする。
金曜日はまたまたいろいろな会議が集中し、
土曜日は情報収集や会社の数字を考える大切な一日になる。
東京での3日間は入船製本工房とのミーティング、そして、新しいネットワークをつくっていくことに力を注いでいる。
今週は、公益社団法人日本広告制作協会様の部会に参加させてもらった。
印刷製本というどちらかというとプロダクトの方たちとのネットワークは作ってきたが、
制作というクリエーティブな方たちとのネットワークは今まであまりなかったので、新鮮だった。
「経営をデザインする」とか、「商品の売り方をデザインする」など、
人生もデザインする「デザインの時代」になってきたと思う。
しかし、部会内で話を聞くと、「ちょっと前まではデザインを仕事にしたい若者はたくさんいたが、現在は人気のない職業になってきた」とのこと。
確かに、働き方改革の時代に、時間で働くのではなく、作品の質で評価されるクリエーターには厳しい時代なのかもしれない。
デザイナーの皆さんとコラボレーションできるプラットフォームを「本づくり」と絡めて作れるといい。
せっかくの出会いを活かしていけるといい。
木戸敏雄

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